Mac もウィルス対策を!
Macユーザにとって、大変残念なお知らせです。
アンチウイルスソフトを開発するMalwarebytesが公開した最新レポート「2020 State of Malware Report」によれば、Macをターゲットにしたウィルスは年400%という驚異のペースで増えています。
MacとWindowsでは主流となるマルウェアの種類が異なることにもレポートは注目しています。Windowsは昔ながらのマルウェアが多いのに対し、MacはアドウェアやPUPが多いとまとめられています。
PUPはMacKeeperやMacBoosterなどのお掃除系アプリに組み込まれていることが多く、アドウェアはNewTabがダントツ。NewTabとはブラウザ検索から不正にアフィリエイト収入を得るアドウェアシリーズで、偽フライト情報や偽荷物追跡ページ、偽地図などから広まるのが一般的。アドウェアやPUPは、従来のマルウェアと比べると危険性は低いと言われますが、その数の増加を見ると恐ろしさは十分。Malwarebytes は、macOSのセキュリティが、マルウェアに比べるとPUPやアドウェアへの取り組みがまだ不十分なこともウィルスが急増する原因にあると指摘しています。
ウィルス対策ソフトは、買っておいて損は無いですね。